みなさん、こんにちは。ジャン(@jan_gadget)です。
PS4でモンスターハンターなどのゲームをプレイしているとロードが多く、そして1回のロード時間も長いと感じていました。
あなたもPS4で長時間ロードで待たされた経験はありませんか?
PS4のストレージはHDDで最近のPCなどでは主流の高速なSSDではありませんから、どうしてもロード時間が長くなってしまいます。
ぼくはフロッピーディスクの時代や、さらに昔はカセットテープで数十分かけてデータをロードしてゲームをしていた時代も経験してますが、やっぱりロード時間は短い方がいいですよね?
PS4の場合は内臓されているHDDをSSDに換装することでロード時間を大幅に短縮することができるのですが、どんなゲームで多かれ少なかれロード時間がありますので、その恩恵ははかりしれません。
プレイしようと購入してそのまま放置しているソフトがたくさんあることですし、思い切って内蔵HDDをSSDに換装してみることにしました。
この記事では購入したSSD、換装方法、換装後にどれくらい速くなったのかについて記載しています。
まずはPS4換装用のSSDを購入しよう!
まずはSSDを購入しなくては始まりません。
外付けをする方法もあるのですが、内蔵式のHDDを交換した方がスッキリすると思い、ぼくは本体に内蔵されているHDDをSSDに交換することにしました。
ただ無印のPS4(Proじゃない方)だと、内部の接続の規格がSTA2でSSDの速度を最大限生かせないようです。
交換するSSDは以下の条件に当てはまるものが必要です。
- 2.5インチサイズ
- 厚さは9.5mm以下
- 容量160GB以上
この条件で人気があり評価の高いSamsungの500GBのSSDである860EVOを選択。
アマゾンで価格をチェックしていると直前までは12,000円弱していたものが1万円を切る価格に大きく下がったのも決め手となりました。
サイズは問題ありませんが、容量に関しては実際に遊ぶソフトだけを厳選してSSDにインストールしておけば250GBでもなんとかなるのかもしれません。
ただぼくが何も考えずにインストールしていた状態のHDDの使用量を確認すると400GB近かったので、250GBだとちょっと厳しいと思い500GBを選択しました。
価格的にも現時点では一番コスパがいい容量だと思いますので、500GB前後の容量をおすすめします。
PS4の換装前にやること
SSDを購入したら、すぐに交換したいところですが、その前にセーブデータのバックアップをしておきます。
セーブデータの保存には次の2種類があります。
- USBメモリなどの外部ストレージにバックアップする
- オンラインストレージをバックアップする(PS PLUS加入者のみ)
これまでPS4で遊んでいたゲームがある場合はセーブデータをバックアップを忘れずにしておきましょう。
ぼくはPS PLUSに加入しているので、オンラインストレージに保存しましたが、保存先が違うだけでやることはほとんど同じです。
それではUSBメモリに保存する手順をご説明しておきます。
- USBメモリをフォーマット(FAT32 または exFAT)
- PS4の設定→アプリケーションセーブデータ管理→本体ストレージのセーブデータ→USBストレージ機器にコピーするを選択。
- ゲームタイトルを選択(このときコントローラーのOPTIONボタンを押すと複数のゲームを選択できます)
- 選択したらコピーを実行し完了です。
セーブデータは個人差はあるかもしれませんが、それほどの容量ではありません。
ただUSBメモリはSSD換装後にもシステムソフトウェアの再インストールの際に1GB弱のデータをインストールするために使用します。
今だと16~32GBで対応の対応のUSBメモリが安くておすすめですよ。
ぼくはコンパクトで値段もお手頃、ヘアライン仕上げがかっこいいシリコンパワーのUSBメモリを使用しました。
PS4のSSDを換装する方法
ぼくのPS4は初期型です。
同じPS4でもマイナーチェンジ後やPS4プロなどで収納場所などが違うので、それぞれのPS4のマニュアルで確認する必要があります。
ぼくのPS4は左側のフタ部分を左にスライドするだけでHDDが内蔵されているところがすぐに現れました。
角のネジ1本を外すと、HDDを引き出すことができます。
引き出した後はHDDを固定しているネジを4本外します。
HDDを外し、次はSSDを元と同じように装着しネジで固定して、カバーを装着すると換装は完了です。
PS4換装後に行うこと
SSD換装直後は、SSDの中身が空っぽですのでシステムソフトウェアの再インストールが必要になります。
まず公式のシステムソフトウェアアップデートのページで、アップデートファイル(再インストール用)をダウンロードしておきます。
ダウンロードしたファイルは約1GB弱のファイルサイズがあります。
このファイルをUSBメモリにまず「PS4」というファイルを作成し、さらにその中に「UPDATE」というファイルを作成。
その「UPDATE」ファイルの中にダウンロードした「アップデートファイル(再インストール用)」を保存します。
そして先ほどSSDに換装したPS4の電源を入れると自然とセーフモードで立ち上がるかと思います。
SSD換装後はコントローラーも認証されていませんので、次にPS4のコントローラーをUSBケーブルを接続して認証させます。
コントローラーが使えるようになったら、次に準備したUSBメモリをPS4へ接続します。
正しく準備ができていればシステムソフトウェアのインストールが始まります。
正常にインストールができたら、さらに元の状態に復元していきます。
まずは自分のアカウントにログインしなおしましょう。
次はセーブデータをあらかじめ保存したUSBメモリまたはオンラインストレージ(PS PLUS加入者のみ)からコピーします。
PS4の設定→アプリケーションセーブデータ管理→USB機器のセーブデータ→本体ストレージにコピーするを選択。
最後にこれから遊ぶゲームをコツコツインストールしていきましょう。
SSD換装後の速度について
SSDへ交換すると、実際にロード時間が体感として速くなったなと感じました。
ただフォートナイトの起動時間はもともとかなり長く約78秒程度かかったのですが、起動時間に関してはSSDに換装しても同じく約76秒程度でほとんど差はありませんでした。
次にドラクエ11を試すともともとあまりロード時間で待たされることは少なかったのですが、ロードの合間合間で速さを感じます。
試しにルーラで別の場所に移動した際のロード時間を計測してみましたが、もともとは約20秒程度でしたが、こちらは約15秒程度に短縮しました。
最後にモンスターハンターワールドですが、これはメチャクチャ速くなりました!
クエストに出発したり、帰還するときにかなりロードで待たされる感じでしたが、速い時はクエスト出発時のロード時間が4秒くらいで終わる時もありました。
平均的に20秒もかからないくらいで、出発・帰還できるようになったのでモンスターハンターワールドは特に効果絶大です。
ゲームによってほとんどロード時間が変わらないものもありましたが、ロード時間が特に長く、またクエスト毎に待たされていると感じていたモンスターハンターワールドで効果が大きかったのは嬉しい限りです。
まとめ
人間は体感的に感じるには2割くらい変化が必要と言われています。
SSDへの換装の効果は平均的には2割以上の差があると感じますし、モンスターハンターワールドではさらに高い効果がありました。
PS4自体がHDDの換装を前提に設計されていてマニュアルも用意されているので、SSDへの換装自体は自己責任ではありますが、比較的簡易な作業レベルですので、長時間のロードにうんざりしている方は挑戦してみてはいかがでしょうか?
PCではすでにSSDの採用が主流になっており、一度体験するともうHDDの速度には戻れなくなりますよ。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
4KテレビがなければノーマルのPS4で十分です。
4Kテレビをお持ちの方はSSDの性能が使いきれるPS4Proがおすすめです。