みなさん、こんにちは。ジャン(@jan_gadget)です。
NECから学生向けという12.5型ノートPC「LAVIE Note Mobile」シリーズが発表されました。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は104,800円前後~
NECでは軽い、小さい、安いを目指した大学生向けのノートPCということですが、確かに画面サイズが12.5型ということもあり、289×197.5×17mmで925グラムで、小さく軽いですが、ぼくはそんなに安いかな~?と思ってしまいました。
はっきり申し上げて、ideapad 720Sの圧勝です。画面サイズが大きいため、仕方ないのですが、わずかに重い以外は性能や価格で大幅にideapad 720Sが優れています。
ideaPad720Sと比較
なるべく近いスペックでぼくがこれまでおすすめしてきたideapad 720Sと比較してみました。
学生向けということで、特に安さは重要だと思いますので、最上位機種ではなくCPUはCore™ i5、メモリは8GB、SSDは256GBで合わせて、それぞれ直販サイトでの料金で比較してみました。
LAVIE Direct NM | ideapad 720S | |
CPU | Core™ i5-7Y54 | Core™ i5-8250U |
液晶 | 12.5型 | 13.3型 |
サイズ | 289×197.5×17.0mm | 305.9×213.82×13.6mm |
重量 | 924g | 1.14kg |
バッテリー | 11.5時間 | 12.0時間 |
入出力 | USB3.0×2、HDMI | タイプC x 2、USB 3.0 x 2 |
メモリーカードスロット | SDメモリーカード | なし |
価格 | 121,800円 | 92,983円 |
CPUは両機種ともCore™ i5ではありますが、最新の第8世代であるideapad 720Sが当然性能は一番です。
LAVIEに搭載のCore™ i5-7Y54は消費電力は低くエコなCPUですので、その分性能も低いタイプです。
CPUの性能としては他の2機種と本来は対象にするのが申し訳ないくらいかもしれませんね。
液晶・サイズ・重量
液晶サイズが小さい方が、本体サイズも順当に小さいのですが、ideapad 720Sも十分小さく、薄いです。
こちらは各個人の許容サイズがあるかと思いますので、数値で判断するしかありませんね。
LAVIEは面積は小さいですが厚みが17ミリとまずますありますが、逆にideapad 720Sの13.6ミリは相当薄いと思います。
バッテリー
どちらの機種も公称値は10時間を超えており、十分な数値で実用上問題はないと思います。出張以外ではアダプターなしでもいけそうですね。
入出力関連
ideapad 720SはUSBの数は十分ですが、HDMIとメモリーカードスロットがないのが残念ですね。LAVIEはタイプCを含むUSBが2つと最低限かなと思います。
ただその代わりではありませんが、カードリーダーがSDカードまで対応しているのはいいですね。
これだけでも人によっては必須項目になる場合があります。デジカメのSDカードをそのまま取り出してすぐPCに取り込めるのはやはり便利ですよね。
価格
価格を見ると、ideapad 720Sがものすごいコスパですね~
まず一番コストがかかっているはずのCPUで最新の第8世代のCore™ i5を唯一積んでいるにも関わらず、10万円を下回るという価格設定。サイズやバッテリー、入出力も高次元でバランスが取れています。
この価格を見てしまうと、LAVIEが学生のために安く作りましたというのは何だか違和感を感じてしまいます。
まとめ
単体で見ると、LAVIEも確かに軽い、小さい、安いと言えるかもしれませんが、重量以外ではLenovoのideapad 720Sと比べるとかすんでしまいます。
この価格差はとても大きいですよね?
レノボの場合は、深夜や週末にセールを行い価格に幅がある場合があるのですが、それはThinkPadシリーズが主で、ideapadシリーズは時間帯によっての差がありませんので、買いやすいですね。