WordPressでパーマリンクを変更したら大変だったけど「Simple 301 Redirects」に救われた!

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みなさん、こんにちは。ジャン(@jan_gadget)です。

先日、ブログのパーマリンク設定(記事を投稿した際のアドレスの設定ルール)を変更したのですが、あまり考えずに実行してしまい、大量のリンク切れを発生させてしまうことになり大変苦労しました。

その時にプラグインの「Simple 301 Redirects」を使用してリンクが切れてしまったアドレスから新しいアドレスに転送することができ、なんとか事なきを得ました。

このときの経験が、パーマリンク設定の変更を検討されている方や、これからWordPressでブログを開設される方、あるいはぼくのように既にパーマリンク設定を変更したものの現在進行系で苦労されている方に参考になると思い記事にしてみました。

ブログ立ち上げ時のパーマリンク設定

ぼくはブログを立ち上げる際に、パーマリンクのルールがあまり分からないまま「日付+投稿名」にしていました。具体的には、次に記載しているURLの.com以降の黄色マーカーをした部分ですね。

https://jan.amatoku7.com/2018/06/08/sample-post/

しかしグーグルによると次のようにシンプルなURLが望ましいとされています。

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。(サーチコンソールヘルプより引用)

シンプルかつURLだけでも記事の内容があるていど分かるようなものが理想ですね。

しかしワードプレスではなぜかパーマリンクの基本が、アルファベットと数字の記号のような形式です。そのような記号のURLを見ただけではどんな記事の内容かは当然理解できませんよね?

そこで分かりやすいようにしたつもりで「日付+投稿名」にしていたのですが、日付の分でかなり長くなっていました。

また記事をよりよくするためにリライト(ブログ記事の修正)を進めていたのですが、新しい日付で公開し直すと、そのURLの中の日付も新しい日付に更新されてしまい、URL自体が変わってしまうことが分かりました。

そうなると内部リンクや外部リンクのURLを修正しなければ、その記事にはたどり着けずリンク切れの状態となってしまいます。

大幅にリライトした場合は、新しい日付で公開し、その記事がブログの上の方に表示されて目立つようにしたいと思ったのですが、しかしその度にブログの中に貼っているURLの修正をするのはかなり面倒なことです。

そこでパーマリンクの設定をシンプルな「投稿名」に変更することにしました。

パーマリンクの設定を変更してみた

「日付+投稿名」ではなく、「投稿名」のみにしておけば、よりシンプルなパーマリンクになり、なおかつURLに「日付」が含まれていませんので、公開日を変更しても問題ありません。

しかしぼくの悪い癖で、後先考えずに行動してしまう時があり、あまり深く考えないままにパーマリンクを「投稿名」に変えてしまったのです。

パーマリンクの変更後は関連記事などで手動で貼り付けていた内部リンクのURLの修正が必要だということは理解していたので、内部リンクを投稿名のみのURLに修正し、「これでOK!」と思ったのですが、その後大変な事になりました。

そうです、アナリティクスで確認すると「日付+投稿名」の古いURLばかりが検索され、そちらだけが表示されて、ほとんどの記事がリンク切れの状態になってしまい、訪問者が目的の記事にたどり着けなくなってしまいました!

こうなると一刻も早く対処しないと、せっかく訪問してくれた方々に悪い印象しか残りません

さっそくネットで検索すると「リダイレクト」の記事を発見しました。

リダイレクトができると古いURLの記事をクリックした場合に、新しいURLの記事に訪問者を転送してくれて、本来のページが表示されるというわけです。

リダイレクトの仕方をいろいろと調べてみますと、「Simple 301 Redirects」というプラグインがで設定を行うのが一番簡単にできそうでしたので、こちらを試すことにしました。

「Simple 301 Redirects」の設定

まずWordPressにプラグインの「Simple 301 Redirects」を新規追加します。プラグインの検索画面でこちらのプラグイン名をコピペして、検索すればすぐに出てきました。

そしてダウンロードをしたら、有効化を忘れずにしておきましょう。

次にWordPressのダッシュボードから設定を選択して301 Redirectsをクリックします。

クリックすると次のような設定画面が出てまいります。

画面の左側が旧URLでぼくの場合だと、「日付+投稿名」となりますね。こちらは、ぼくのブログだと.comの次の/部分から最後までを入力します。

下のサンプルとして記載したURLでは黄色のマーカーをした部分になります。

https://jan.amatoku7.com/2018/06/08/sample-post/

そして右側には新しいURLを入力します。ぼくの場合は、「日付+投稿名」から「投稿名」への変更でしたので、日付の部分のみ削除すればいいわけです。

https://jan.amatoku7.com/sample-post/

これで左側の旧アドレスをクリックした場合に右側のアドレスに転送してくれます。

この作業はあらかじめエクセルなどで、全ての記事に対して新旧のURL対比表を作成しておくと、作業が圧倒的に楽になりますので、必ず作成しておきましょう。

具体的な作業としては「日付+投稿名」から「投稿名」への変更の場合、旧のURLを一旦右側に貼り付け、そこから旧URLの.comや.net以降のスラッシュ(/)部分からコピーして左側に貼り付けます。

最後に右側に貼り付けた部分から日付に該当する部分を削除します。

1つのURLを入力する度に「変更を保存」ボタンを押すと、次の行が現れます。記事が多いと時間はかかりますが、難しい作業ではありませんのでがんばりましょう。

すべて準備が整ってから、設定の中にある「パーマリンク設定」から「日付+投稿名」から「投稿名」に選択して設定を変更します。

投稿記事のアドレスがこれで全て変更になっているはずですが、旧URLに訪問されても新しく変更されたURLの方に転送してくれます。

ぼくの場合は、あらかじめ表を作らずにパーマリンクを変更してしまい元のURLを調べるのにも大変苦労してしまいました。ぼくはアナリティクスの「ページレポート」のページのリンクから一つ一つのアドレスを抜き出して対応しました。大変面倒でしたので、ぼくのような失敗はしないようにしてください。

まとめ

パーマリンクを途中で変更する場合には、リスクが伴いますので最初から「投稿名」を選択しておくことをおすすめします。

ただ既にブログを立ち上げている場合で、途中でパーマリンク設定を変更されたい場合は「Simple 301 Redirects」を活用し十分な移行準備をされてから行ってください。

ぼくのように苦労される方が一人でもでないように、この記事が参考になれば幸いです。

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