みなさん、こんにちは。ジャン(@jan_gadget)です。
2018年の3月時点で購入できる15型サイズのノートPCから、リーズナブルな10万円以下で購入できるおすすめ機種を探してみたいと思います。
スペック基準
次に自分が買い換えるならという基準で、あまり格安の低スペック機種ではなく、ちょっと背伸びをして、しかもちょっと頑張れば手が届きそうな価格。このような基準で検討していきます。
処理性能 CPU、メモリ、ストレージ
15型サイズですから、モバイル用途ではなく、デスクトップPCの置き換えとして考えたいと思います。
もちろん処理性能は高く、メモリや記憶容量は多いに越したことはありません。
でも性能と値段とのバランスが一番重要です。
やはりキビキビとした動作をしてくれると作業もはかどります。
そこでCPUはセレロンは除外して、オールマイティーに活躍してくれるCore-i5以上が望ましいかと思います。
メモリも4GBあれば概ね大丈夫ですが、できれば8GB。
ストレージに関しては一度SSDの速さを体感されている方なら分かると思いますが、やはりHDDは遅く感じてしまいます。
ストレージは、メインPCとして使用するならSSDで250GBは欲しいところです。
液晶
液晶は15.6インチになります。このサイズではフルHDが当たり前ですよね。
またデスクトップPCの置き換えとして主に自宅でのみの使用を前提に検討しています。
使用用途にもよりますが、自宅なら照明やPCの位置の調整も可能だと思います。
光沢液晶は写真や動画がキレイに見えますから、光沢の方が好きという方も多いと思いますので、特に光沢液晶だからといって除外することなく、光沢・非光沢の液晶機種両方から検討してみたいと思います。
あと選択肢は少ないですが、可能であればIPS液晶をおすすめしたいと思います。
自宅で家族と複数で動画や写真を見るという時にも、視野角が広く有利なのですが、それだけではなく、視野角が狭いと一人で使う際にも画面を開いた角度で色が変わったりする事があるので、やはり視野角が広いIPS液晶はおすすめです。
拡張性
デスクトップPCの置き換えとして使用するなら、拡張性も重要になりますね。
このサイズだと複数のUSBポートはあると思いますので心配は無いと思いますが、今後普及が見込まれるUSB タイプCもあれば、なおいいですね。
現行の機種でHDMIポートが無いということは無いと思いますが、デュアルディスプレイ環境にするには必須ですよね。ぼくも先日ようやくノートPCと24インチのモニターでデュアルディスプレイ環境を体験して、すこぶる快適でしたので、併せておすすめしたいと思います。
価格
安ければ安いほどいいですが、この15インチサイズの機種はコストパフォーマンスが高い機種が揃っているので、タイトル通り10万円の予算があれば十分選択肢があると思いますので、逆に10万円をどれだけ切れるかという事にも注目したいと思います。
サイズ
今回は外に持ちだす事を前提にしてませんので、極端に大きくて重くなければ問題ないと思いますので、サイズに関しては特に気にしておりません。一応参考までにメーカー公表値を記載したいと思います。
バッテリー
このサイズですから、モバイルで使用する方はまずいないと思いますが、自宅内で持ち運ぶという方はおられるかもしれませんね。一応参考までにメーカー公表値を記載したいと思います。
候補機種
Lenovo ideapad 520
OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU:Core i5-8250U
RAM:8GB
SSD:256GB
光学ドライブ:DVD スーパーマルチ ドライブ
ディスプレイ:15.6型(フルHD)非光沢 IPS
ネットワーク:IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1
入出力:タイプC×1、USB 3.0×2、HDMI、有線LAN、4-in-1メディアカードリーダー
バッテリー稼働時間:6時間
サイズ: 378x260x22 mm / 2.2 kg
その他:Harman製ステレオスピーカー
価格 76,702円(送料・税込み)
さすがレノボさんです。なんとこのスペックで送料・税込みで76,702円です。
ThinkPadシリーズと違い、ideapadの場合は、夜間や週末でクーポンによる値段の変動は基本的にはありませんので、時間帯などを気にせず購入することができます。
もちろんクーポンの適用はお忘れなく。
IPS液晶ですし、最新のタイプCも搭載です。VGAポートがありませんが、HDMIがあれば現在では困ることはまず少ないでしょう。
カスタマイズの余地はほとんどありませんが、こちらのSSDモデルであれば、CPUも最新の第8世代のCore i5ですから、文句のつけようがありません。
またスピーカーにはHarman製ステレオスピーカーが搭載されていますので、音も良さそうですね。
この値段設定は間違いじゃないですよね?レノボさん!!
レノボ ThinkPad E580
OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU:Core i5-8250U
RAM:8GB
SSD:256GB
光学ドライブ:設定なし
ディスプレイ:15.6型(フルHD)非光沢 IPS
ネットワーク:IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1
入出力:タイプC×1、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、有線LAN、4-in-1メディアカードリーダー
バッテリー稼働時間:13.0時間
サイズ: 369 x 252 x 19.95 mm / 2.1 kg
価格 96,390円(送料・税込み)
この価格はレノボさんのお約束パターンとして、夜間や週末のセール時にクーポンを適用した価格となります。※パフォーマンスモデルをカスタマイズした価格です。
ThinkPadの名を冠しているので、筐体は非常に頑丈で信頼性が高いです。
そしてThinkPadの場合はキーボードの作りが非常にいいですよね。
ぼくはThinkPadを愛用していますが、キーボードは特に気に入っていて、自宅にはデスクトップPCもあるのですが、このThinkPadのキーボードが使いたいが為に、自宅でも主にThinkPadで文章を入力しています。
IPS液晶ですし、最新のタイプCも搭載です。VGAポートがありませんが、HDMIがあれば現在では困ることはまず少ないでしょう。
また重視はしていないのですが、バッテリーもカタログ値では13.0時間ととても長いですね。
自宅の中で持ち運んで使うにもアダプター無しで長時間使えて便利そうです。
お値段としてもThinkPadとしてはIdeapadが異常に安いだけで、この価格でこのスペックのThinkPadが購入できるなら十分に魅力的です。
パソコン工房 STYLE-15FH038-i5-UHES
OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU:Core i5-8250U
RAM:8GB
SSD:240GB
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
ディスプレイ:15.6型(フルHD)非光沢
ネットワーク:IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.2
入出力:タイプC×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI、miniD-sub15Pin、有線LAN、SD/MMC対応カードリーダー
バッテリー稼働時間:4.1時間
サイズ: 378×257×31mm / 2.08 kg
価格 93,938円(送料・税込み)
パソコン工房さんも頑張っています。スペックはほぼ横並びになりますが、DVDドライブを搭載しています。
このサイズなら可搬性は気にしませんので、最近ではあまり出番はありませんが、無いよりはあった方がいいですよね。
D-subも搭載されていますので、まだまだビジネス用途では出番があるかもしれません。
その割にはタイプCやBluetooth 4.2を搭載するなど、新機能搭載にも余念がありませんね。日本のメーカーでPC界の巨人レノボに対抗するなんて、うれしいじゃありませんか。
まあバッテリー稼働時間は短いですが、はじめにデスクトップの置き換えと考えているので、あまり関係ないですね。
その他機種
2017年に機種を選定した際には、マウスコンピューターでも候補になる機種があったのですが、残念ながら税込みでは10万円オーバーしてしまいました。
他メーカーでも残念ながら、十分なスペックを備えた満足できるモデルは10万円オーバーでしたので除外しました。
※候補機種の写真は各社様の公式HPから使用させて頂きました。
まとめ
ぼくがあげた条件で絞り込んでいくと意外と該当する機種は多くないという事が分かりました。
その中ではLenovoのideapad 520のコストパフォーマンスが目立つ結果となりました。
15型は各社コストパフォーマンスに優れた機種を販売しているイメージがあったのですが、思いの外、ちょうどいい機種がありませんでした。
結論としては、10万円どころか、唯一8万円を下回っており、非光沢液晶のしかもIPS液晶です。DVDドライブも搭載した上で、ダントツの価格を見せつけたideapad 520を1番のおすすめ機種としたいと思います。
ただThinkPad E580も捨てがたいものがあります。
モデルチェンジ直後のためか、前モデルのE570と比べると、割高になったように思いますが、主にビジネス用に検討されていたり、文字を大量に入力される方はThinkPad E580も非常におすすめできる機種だと思いますので、あわせて検討されてみてはいかがでしょうか?